PROFILE

新井加菜(あらいかな) 
調理専門学校在学中にイタリアンレストランで調理師としてキャリアをスタート。
その後、ショットバーやオーセンティックバーでの経験を経て、2012年7月より「BAR AVANTI(東京・銀座)」に勤務。
 「ワールドクラス2018ジャパンファイナル」では4部門中3部門を制し、総合優勝。
 ドイツ・ベルリンで開催された世界大会に出場した経緯を誇る。

 

Q TEAraシリーズを初めて試飲した印象は如何でしたか?

A 香りがとても良い! 早くカクテルを作ってみたいと思いました。

 

Q 今回3種類のカクテルを創作して頂きましたが、どのような着想だったのでしょうか?

A 茉莉花⇒まず茉莉花の白い花を思い浮かべました。またイベントが6月だったので、雨や夏みかんの香りを連想させるような、爽やかなカクテルを作ろうと決めました。茉莉花リキュールの素晴らしさを伝えるためにシンプルな材料で誰でも作れるように意識しつつ、自家製ソーダを用いるなど工夫しました。

焙じ茶⇒焙じた香りを活かしたいので、smokeやroastと合わせようと思いました。またエスプレッソマティーニを思わせる、覚醒するようなものが作りたかったので、smokeをウイスキー、roastを珈琲で演出すると同時に、ラベンダーを取り入れました。お忙しい方がこの一杯でリラックスし、復活できるようなカクテルをイメージしました。

TEAra他の紅茶リキュールにないスパイシーさが特徴だったので、「人生に彩りを与えるスパイス」をテーマにしました。また、TEAraシリーズで一番最初に作られたリキュールなので、生クリームを使用した王道のカクテルにまとめつつ、ナッツの要素を加えてリッチな雰囲気に色づけしました。

 

Q TEAraでお気に入りのフレーバー(商品)はどれですか?

A  茉莉花


Q 普段、カクテルを創作する上で心掛けている事はありますか?

A  ベースの味を活かすこと。そのため、自分なりにベースの味の特徴が掴めるまでずっと飲み続けます。また、カクテルを創作するのに時間をかけすぎないことも心がけています。世界大会を経験してから、自分のインスピレーションを大切に創作するようになりました。

 Q 好きなスタンダードカクテルとその理由をお聞かせ願えませんか?

A  マティーニ、バラライカ、ウォッカリッキー。マティーニはステアの重要性を気づかせてくれた思い出のカクテルで今でも大好きです。バラライカは全てのバランスが調った時最高に美味しいカクテルになるから大好きです。 ウォッカリッキーは飽きる気配がありません。毎日飲んでます。爽やかで潤う所が大好きです。

 
 

   

 



TEAraシリーズを使用したカクテルレシピ

 

Petrichor (ペトリコール)


  

  TEAra JASMINE 45ml

  ボブズ・ビターズ(グレープフルーツ) 1dash

  フレッシュ・レモンJ 1tsp

  自家製夏みかん緑茶ソーダ up (※1

(ガーニッシュ) フレッシュ・レモンタイム&レモンスライス

 

作り方:~③を氷の入ったグラスに注ぎステアし、④で満たす。ガーニッシュを飾る。

 

(1 自家製夏みかん緑茶ソーダの作り方)

夏みかん緑茶というフレーバード茶葉を使い、一晩水出しにする。
②ソーダサイフォンに
とガスを入れ、 冷蔵庫で冷やす。 

 

Resurrection (レザレクション)


 


 
TEAra HOJICHA 30 ml

  ホワイトホース・12 20ml

  自家製コーヒーウォッカ 10ml (※2

  ボブズ・ビターズ(ラベンダー) 4drop 

 

作り方:➀~④を氷の入ったティンに注ぎ、スローイングし、グラスに注ぐ。

(※2 自家製コーヒーウォッカの作り方)

 

珈琲キャンディーをフライパンで加熱し、瓶に入れたウォッカと合わせてよくふる。 冷凍庫に3日間入れ、濾す。 

 

Spice of life (スパイスオブライフ)

 

TEAra 40ml

②自家製マカダミアナッツウォッカ 20ml (※3)

生クリーム 20ml

④ボブズ・ビターズ(コリアンダー) 3drop

(ガーニッシュ) ブラックペッパー(ミル)

 

作り方:➀~④を氷の入ったシェーカーに注ぎ、シェークする。グラスに注ぐ。ブラックペッパーを振る。

(※3 自家製マカダミアナッツウォッカの作り方)

マカダミアナッツオイルをフライパンで加熱し、瓶に入れたウォッカと合わせてよくふる。 冷凍庫に3日間入れ、濾す。