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【書いてる人】 名前:ぎんじ 担当:ネットショップ管理 <御挨拶> 更新頻度は高くありませんが、何か楽しいことがあったときにはぼちぼち更新します。 「誰が読んでくれてるのだろう」と思いながらも書くこと4年。イベントの折には「ぎんじって誰ですか」と尋ねられることもあり、ちょっと嬉しいです。継続は力なりですね。ありがとうございます。 あ、ちなみにレビューへのお返事をしているのも私です。ぎんじと心あたたまる交流をしたい、という方は商品レビューへの投稿よろしくお願いします。
| 青の交響曲 体験記 2016/9/23
こんにちは。 御無沙汰しております。或いは初めまして。 ブログ管理人ぎんじです。 2016年7月の北岡本店ホームページリニューアルに伴い、このブログも終了かと思われたのですが、またこのように書く機会を得ることとなりました。 必要とされているのかいないのか、誰に読んでいただいているのかもわからず、がらんどうの真っ暗闇の中をただ走るかの如く続けているこのブログ。時折、イベントや直売所にいらっしゃるお客様に「ブログ見ました」というお声をいただくことだけが希望の光でございます。これからもよろしくお願いします。 さて、リニューアル後の記念すべき初回のテーマは 「青の交響曲 体験記」です。 ○「青の交響曲」とは? 読み方/あおのシンフォニー 近鉄線で運行される観光列車で、大阪阿倍野橋駅と吉野駅をつなぎます。 「心に響く旋律のように、あなたを上質な大人旅へ誘う観光特急。奥深い歴史、自然豊かな沿線風景を駆け抜ける濃紺のボディ。これまでにない列車の度が始まります。」(パンフレットより) なぜ青色なのかというと、金峯山寺の秘仏である蔵王権現様が青いお体をしていて、それをイメージしたからだそうです。 数か月前から、「こんな電車が吉野を走るらしい」という噂をきいていたものの、「青い電車がこのへんを走るんやな」くらいの認識しかありません。電車なんて、目的地にきちんと着けば良いと思っているクールな私には、どんな前評判を聴いたところで猫に小判状態であります。 そんな私に「乗って写真撮って何か書くように」とのお達しが出てしまいました。 ぎんじは何を感じ、何を書くのか。 「青の交響曲 体験記」スタートです。 ![]() 大阪阿倍野橋駅から“青の交響曲”に乗車します。 重厚感のある濃紺のボディにゴールドのラインがキラリ。 王子様タイプのイケメンといったところ。 ![]() 草花をモチーフにしたというエンブレムはかぼちゃの馬車っぽくてかわいいです。 私は別に鉄道マニアでもなんでもありませんが、気が付けば見入っていました。 紺色は私にとって好きな色の一つなのですが、一口に「紺色」といっても、様々です。 すぅっと視線を引き付ける絶妙な紺具合。良い感じです。 そうこうしているうちに出発時間が迫ってきました。 ![]() “乗車”というより“チェックイン”という言葉が良く似合う。 一瞬、脳みそがエラーを起こし、「あ、間違えた降りなきゃ」と思ってしまう程のホテル感。ちょっと良いホテルのロビーってこんな感じですよね。 高級感のある内装、ランプが照らすサロン席、絶対に体のどこも痛くならなさそうなふかふかの椅子、爪先から癒してくれるふわふわの絨毯。 乗車5分で既に浮き足立っています。 定刻となり、車体が静かに動き出しました。 この電車にはラウンジ車両があり、そちらでは沿線のグルメやお酒を楽しむことができます。 ![]() 素敵! ![]() おしゃれ! 奥の棚に目をやると・・・ ![]() いました!うちの子です。 気分は授業参観に来たお母さんです。 そうです。ラウンジでは八咫烏の純米大吟醸をお楽しみいただけます。 「吉野の地酒飲み比べセット」の一銘柄として提供されていますので、ご乗車の際にはぜひ! ![]() 乗り物の中で、こういうしっかりした器でお酒が飲める、というだけで特別感があって嬉しいです。 ![]() かっこいいサーバーからきれいなお姉さんが黄金色に輝く液体を注いでくれます。 ![]() おすすめの品、シンフォニーハイボールジャバラ。 奈良県下北山村の特産フルーツ、ジャバラが爽やかに香る、やや甘めのハイボールです。 口当たりが良くて、ごくごく飲んでしまいました。 窓の外を流れる緑を眺めながら、軽やかにいっちゃってください。 近鉄南大阪線・吉野線は個人的によく利用するのですが、道中は大抵本を読んでいたり眠りこけていたりするものですから、実はちゃんと景色を見たことがありません。 今回乗車して、改めて窓の外を見てみると、良いな、と思う景色がたくさんありました。 ![]() 吉野川って思てたより幅あるなー、とか。 写真はありませんが、「二上山て近くで見るとこんな形かー」とか「この山の斜面、ぜんぶぶどうとかみかんとかが植わってるのか!」とか。惹かれる瞬間は何度もありました。 車内アナウンスで見どころを教えてくれるという、観光列車ならではのサービスがありますので、初めてこの土地を訪れる人はもちろん、私のような日常的近鉄ユーザーでも、沿線地域のことを知ることができて、とても興味深かったです。 という感じで写真を撮ったり飲んだり車内を探検している間にあっという間に吉野駅に到着。 ![]() シックな車体はレトロな駅舎とよく合っていて雰囲気があります。 アーバンライナーではこうはいくまい。 ●まとめ 前言撤回。観光列車に乗ると浮かれっぱなしで楽しい。 地元民もビジターさんも、乗ってみる価値ありありです。 これから吉野山は紅葉シーズンを迎えるので、秋の景色を求めてのプチハイキングもおすすめです! ちなみに、北岡本店直売所は吉野駅から2駅の大和上市駅下車、徒歩15分です。 お近くにお越しの際はこちらもよろしくお願いします。 「青の交響曲」について、詳しくは近畿日本鉄道様公式サイトでご覧ください。
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